【2021年】気になるヤマハXMAXとホンダFORZAの10項目を比較

結局どっちが良いの?
ニイハンスクーターを買うときに絶対に悩むポイントとして、同型クラスの車種選び。
私も買う時の基準として、メーカーで選ぶか、見た目で選ぶのか、価格で決めるか・・・
当時悩みました。
私は、見た目が半分、R仕様が半分で決めましたが、ホンダのフォルツァも良かったかもと思う部分がありましたので、記事にまとめました。

軽快で速いスポーツビクスクの代表格である「ヤマハXMAX」と「ホンダFORZA」を個人的に気なった10項目でそれぞれみていきたいと思います。
予め断っておきますが、あくまでも個人的な見解なので、参考程度に読んでもらえれば嬉しいです。

10項目比較

※色付きの方が、数字が大きい項目

キャラ性


あくまでも個人的な見解になりますが、フォルツァは、優秀かつ万能型で完成度が高い。
バイクからの主張が控えめなので、ひたすら裏方に徹している感じがする。
つまり、ツーリングやバイク体験において、景色を楽しんだり、大人の余裕をバイクを通じて気持ちを高めてくれるアイテム。
→ラグジュアリー感を残しつつ、スポーツよりの走りを追求したバイク



走りとスタイルのクロス。
血統と革新のクロス。

対して、XMAXは、小粋な見た目とスポーツ性能に分かりやすく振ったバイクで、サウンド(排気音、メカニック音)や振動を楽しめる。
感じる音や振動がまったく嫌に感じない。むしろ物足りなさがあるぐらい。
バイクの期待感や躍動感をしっかり引き出してなおかつ、それに応えつつも期待を上回るスタイルと所有感をみたしてくれるガジェットに感じました。
スクーターではありますが、それでもバイクやツーリング自体を楽しみたい人向けですかね。
→ビクスクベースにスポーツ性能と個性的なスタイルをクロスさせ、走りを追求したバイク

色々なサイトやYoutubeでも言われていますが、どっちも優れていて、ちょっとした差異はあるものの、完成度はめちゃくちゃ高い!
いちユーザとしては、すごく悩む。本当に良いライバル関係だと思いました。

体格

大きいのは、XMAX。
特に長さは4センチ、高さは5センチほどXMAXの方が大きいです。
さすが欧州出身ということもあり、XMAXの方が大柄ですね。
フォルツァは、それに比べると見た目から小柄に見えます。

XMAX FORZA
全長(mm) 2,185 2,145
全幅(mm) 775 750
全高(mm) 1,415 1,360

取り回し(重量)

甲乙つけ難いですが、若干取り回しづらいのは、XMAXの方ですかね。
XMAXの方が5kg軽いのですが、重心が高いのがややネック。
また、ハンドルを両手で操作する際も大柄な車体なので、気を遣うことあったりします。
その点、重くても力の入れやすさや小ささ含めてフォルツァは、取り回しやすいとも言えそうです。
(というか、設計段階で考えられている感が少しありますね)

最小回転半径もフォルツァの方に軍配が上がりました。
ただ乗車時の旋回しやすさは、XMAXの方かなと個人的には思います。

XMAX FORZA
車両重量(kg) 179 186
最小回転半径(m) 2.6 2.4

足つき性(シート高)

足つき性の良さで言うと、フォルツァになるかと思います。
純粋にシート高の低さもそうですが、シートの形状も足の届きやすさに貢献していると思います。

XMAX FORZA
シート高(mm) 795 780
最低地上高(mm) 135 145

巡航距離

一回の給油でどれだけ走れるかの比較になりますが、燃費性能とタンク容量から計算するとXMAXの方が分配が上がる。
巡航距離にした場合、約74kmも多くXMAXの方が走れる計算になる。
あれだけ軽快爽快に走れるにこの燃費と巡航距離は、バケモノだと思います。
ニイハンのコスパは、ここからきているといっても過言ではないですね。

XMAX FORZA
燃料タンク容量(L) 13 11
WMTCモード値 33.8km/L 33.2km/L
定地燃費値
(60km/h、2名乗車時)
41.2km/L 41.5km/L
巡航距離
(燃費×タンク容量)
439.4km 365.2km

機能性

ここでは、主に便利な機能や装備について、触れたいと思います。
ほぼ似たり寄ったりですが、特筆する点として3つあります。

①電動スクリーン。
②正立フォーク。
③ハンドル位置調整。

  • 電動ウインドスクリーン
XMAXとフォルツァの一番大きな違いといっても過言ではない、機能。
手元のスイッチで無段階に調整可能!これは、便利。
意外と変えたいタイミングは、多いと思います。
あと、調整稼働域にも差があり、XMAXが50mmなのに対し、フォルツァは、140mm動かせるそうです。
  • インナーチューブ径33mm正立フォーク

私的に思う一番のMAXらしさは、ここです!
CBと同じような構造のアッパーブラケット固定された正立フロントフォーク。
カーブも安心して突っ込めます。
  • ハンドル位置調整
個人的には、ハンドルの位置調整が最大2cm前後に変えられるのは、大きいかと思います。
特にXMAXをシート高ダウンする方には、乗りやすくなると思いました。
フォルツァは、固定となります。


収納性能

ビクスクといえば、走るトランクと言われるぐらい収納性も大事な要素。
開き方は、両者とも同じで、バンパーも入っているので、開閉もしなやかです。
フォルツァの方が、仕切り板が標準で付属していて、横に隙間のスペースもあり、便利な人は便利かもしれません。
ただ、XMAXより全体的に平たい感じがしました。厚みのある荷物が入りにくい感じ。
容量差は、3Lありますが、殆ど変わらない印象でした。

XMAX FORZA
シート下トランク容量 45 48

製造国と販売台数

比較したところでとは思いますが、気になったので、挙げました。
ここ最近は、コロナ禍の影響で、販売台数は落ちているかもしれませんね。

XMAX FORZA
製造国 インドネシア タイ
年間販売台数 2,000 3,000

金額差

車両本体価格では、XMAXの方が安い。
とはいえ、差額は4,400円。
考え方によっては、電動スクリーンをプラス4,400円で付けられるなら安いですね。

XMAX FORZA
メーカー希望小売価格
(消費税込み)
654,500円 658,900円

拡張性(オプション)

ここは結構大きい差に感じました。
圧倒的多いのは、XMAXの方です。
見ていても楽しさがあり、力を入れているように思います。
サードパーティ製品も充実しているので、そこまでクリティカルに困ることがないとは思いますが、純正派の私的には、ポイント高いです。
特にローサスとコンフォートシートは、オフィシャル製品だけあり、品質や見た目のデザインは問題なく、保証もしっかりしているようです。

対して、フォルツァの方は、少なめですね。
フォルツァ専用カスタムパーツは、特にないみたいです。
メーカーにしかできないカスタムパーツがほしいところ

ただ流通しているパーツや情報で言うと、長らく売られているフォルツァの方に分があります。

以上、比較でした。

その他にも耐久性やサポート、メンテナンス性等色々ありますね。
個人的に耐久性においては、ホンダの方が分があるかと思います。
マジで壊れない。壊れても走れるのがホンダ!(イメージですが)
メンテナンス性もホンダの方が高い、しやすいといったことをよく耳にします。
整備する人のことも考えて、構造や部品をデザインしていると聞いたことがありますし、CB400に乗っていた時も実感しました。
ヤマハは、どちらかと言うと、見た目重視のデザインとなるため、比べた場合、多少なり劣ると思います。
ただ、サポートに関しては、ヤマハYSPの方が相談しやすく、値段もホンダドリーム・ウイングよりは、経済的かつサービスもちょっと期待できる感じですかね。

2020年にマイナーチェンジしたXMAXですが、今後も期待したいところ。
最後までありがとうございました。

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