新型2023年モデルついに発売!旧型XMAXの特徴紹介アーカイブ&レビュー

開発コンセプトとして掲げた「MAXimize, commuting FUNction」を実現するため、モーターサイクルタイプのフロントフォークや、トラクション・コントロール・システムなどのさまざまな機能、余裕のシート下トランクなどを採用しています。2018年1月25日、日本市場で発売。

東京モーターショー2017年のサイトから拝借してきました。

さぁ、2018年日本市場にやってきたXMAX。
6年ぶりのモデルチェンジを果たしました。
前情報では、概ね好評で、良い感じのアップデート内容になってますね。

そこで、もうまもなくヤマハのWebサイトが更新される前に、、、
オーナー目線で、今の特徴紹介を書き留めておきたいと思います。
(執筆中に本家サイトが更新されてました)

↓こちらが6年ぶりにモデルチェンジされXMAX。

2023年新型XMAXの記事は、別途まとめたいと思います。

特長紹介:XMAX

走りとスタイルのクロス。
血統と革新のクロス。

道は道と交わり、目指す場所へとつながる。
MAXシリーズの血統を受け継ぎながらも、
新たな領域へと踏み出したXMAX。
いま、乗ることは誇りとなり、
走ることはときめきとなり、
所有することは歓びとなる。

これは、激しく同意できます!
当然250ccビッグスクーター縛りはありますが、言い得ているでしょう。
キビキビ走りますし、スクーター前提だとしてもオンオフどちらもスタイリッシュに乗りこなせるキャラクターになります。
「スタイル」の部分に色々な深みが含まれていて、趣味を興じたり、ビジネスユース(カジュアルスーツや機材とPCを持ち運ぶシーン等)だったり、ロングツーリングでもお構いなし、ちょっとしたワインディングでも走りこなせます。
当然通勤通学では、最高の移動手段でしょうか。

個々の趣味≒スタイルをエンハンスしてくれる一つのツールとして体現できているかと!
ただし、250ccなので、大型マシンや高性能バイクでの一緒のツーリングでは、加減速しかり、最高速やワインディング性能など不足感が出てきてしまいます。

あと一つ疑問なのが、なぜ教習車に選ばれないのか・・・
これ1限(50分?)でも乗ったら、多くの人がXMAXの魅力に気付くと思うの。
がんばってくれーヤマハさん!

THE MAX DNA
それは紛れもないMAXシリーズの血統。

はい、これもその通りです。
見た目、走り、機能性すべてにおいて、MAXシリーズをしっかり受け継いでる感があります。
もう一度言いますが、大事なのは「感」です。
質感も高めなので、所有欲も若干は満たしてくれます!

01所有する誇りを満たす、個性あるスタイリング

MAXシリーズのDNAを継承しながらも、XMAX独自の進化を取り入れることで、時代を表す先進性と所有感を満たすスタイリングを実現しました。前後のタイヤをつなぐフレームを模したブーメラン形状のサイドカバーは、エンジンのラインとつなげてデザインすることで、エンジンのパワーがサイドカバーを介し前方向へ押し出されるイメージを表現。フロントとリアには、イニシャルの「X」をモチーフとしたデザインをあしらい、個性を主張しています。


まず良いところから、スタイリング好きです。こういうのを待ってたってぐらい尖ってていいですね。
出た当初は、ビックリしたぐらい今までなかったスポーツスクーターを体現したスタイルでしょうか。
ただ2023年に入るとスポーティな見た目をしたスクーターが一気に増えてきたので、相対的に個性は失われつつありますね。
所有する誇りになりますが、ここは賛否両論かなっと。
定義自体難しいですが、欧州で鍛え上げられた完成度は高く、独自の進化を遂げて、日本において、ひときわ際立つと思います。
それでいて、配線処理や各パーツのつなぎにチープさは無いですし、、総評で所有する誇りはありますね。

02マルチファンクションディスプレイ装備のメーターパネル

大型 LCD のマルチファンクションディスプレイを中央に配し、オーナーのマインドを刺激します。左がスピードメーター、右がタコメーター。マルチファンクションディスプレイは燃料計、水温計、時計に加え、右ハンドルスイッチで次の情報の切り替えが可能です。[オド・トリップ・タイムトリップメーター、気温、バッテリー電圧、トラクションコントロールシステム、平均・瞬間燃費、平均車速など]


謳い文句通り、オーナーのマインドを刺激してくれてます、、が、現時点では、もう時代遅れになりつつあるディスプレイですかね。
昼夜問わずめちゃくちゃ見やすいですし、スクーターなのにタコメーターがしっかりあるところが良い。
次期モデルでは、完全フルカラー液晶になるみたいなので、もう見納めです。

03精悍な印象のLEDヘッドランプ&テールランプ

鋭い眼光がシャープで精悍な表情を際立たせる二眼LEDヘッドランプは、ロービームで2灯、ハイビームで中央のランプが追加され3灯となります。さらに、導光タイプのLEDポジションランプ、テールランプを装備。先進性を印象づけました。

XMAXの最大の特徴と言っても過言ではないこのフェイス!
威圧感半端ないですし、ケツもまぁまぁいいフォルムかなと思います。
ポジションかっこいい。ウインカーの魅せ方も最高です。
唯一は、光量ですかね。鋭い眼光なのは間違いないと思うのですが、明るさがもう少しほしいところ。

04職人手づくりの成形型によるテクスチャーライン

インテリアも、細部の仕上げと質感にこだわりました。左右のフロントトランクのリッドからトンネル部にかけて、職人手づくりの成形型によるテクスチャーラインを施し質感を表現してます。

ここもこだわりを感じるポイント!
開閉時の触っときの感触も良いです。
執筆時、購入から5年経ちますが、全く劣化もありませんし、汚れも普通の洗車でキレイに落とせます。
もう最高。

05力強くキビキビとした走りをもたらす249cm3“BLUE CORE”エンジン

走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想“BLUE CORE(ブルーコア)”に基づいた水冷エンジン。軽量で熱強度に優れたアルミ鍛造ピストン、軽量かつ放熱性に優れたDiASilシリンダーを装備しています。また、ボアセンターとシリンダーセンターをオフセット搭載するとともに、軽量コンパクト化に貢献する一体鍛造クランクシャフトや、エンジンオイル循環方式をウェットサンプとしロス低減を図っています。

全体的に走りがいいです。
スクーターなのに走りに振りまくったバイクというだけあります。
安定性もありますし、コーナリングもそこそこ倒せますし、アクセルとの追従性も結構しっかりあります。
初速からの40km/hまでの加速性能が半端ないです。
(多分ほとんどのバイクに勝てる…笑)
R仕様の恩恵もあるかと思いますが、一度試乗してほしい。
あと燃費もいいよ、ぶん回しても35キロ近辺を維持します。
ただロングツーリングとかずっと高速道路の場合ですと、30キロを切るかもしれません。

06軽快な走りを支えるフレーム&179kgの軽量ボディ

強度・剛性バランスの最適化とともに軽量化を図ったフレームと、179kgの軽量ボディ※により、軽快な走行性能と取回しの容易さを実現しています。

マジで軽い!軽さは正義とはまさにこのこと。
先代のマジェスティから9kgも減量に成功しているからすごい。
乗っているときの走行性能や取り回しも申し分ないのですが、車格がけっこうでかいので、降りての取り回しは、少し難がありますね。
力の入れ具合なのか、姿勢の維持なのか・・・
あと車高も高めです。
とにかく一昔前のスクーターからすると、比較にならないほど、色々性能アップが図られている感があります。
250ccクラスでこれはありがたい、サンクスYAMAHA!

07自然なハンドリングを実現するモーターサイクル型フロントサスペンション

インナーチューブ径33mmの正立式フロントサスペンションを装着。優れた減衰力、クッション性、フロント接地感を兼ね備えます。アンダーブラケットは鍛造スチール製、ハンドルクラウンはアルミダイキャスト。いずれも裏面リブ形状などは㎜単位の精度で作り込み、強度・剛性をバランスさせました。リアサスペンションは、スプリングプリロードを5段階に調整可能。軽快かつ自然なハンドリングを堪能できます。

他のスクーターとの違い、スポーティーの所以がここにあり。
モーターサイクルタイプのテレスコピック型フロントフォークのおかげで、ワインディングロードや峠など、気兼ねなく突っ込めるのが特徴でしょう。

08ライダーの意思をアシストするトラクションコントロールシステム & ABS

さまざまな路面状況で滑らかな発進性、加速性を支えるためトラクションコントロールシステムを装備。発進や加速時に後輪のスピンの兆候を検知すると点火時期、燃料噴射量を統合制御して滑らかな発進性・走行性を支援します。さらに、前後ディスクブレーキ、およびABS※を装備し、快適な走りを実現しています。

同クラスでいち早くトラコンを装備したXMAXだそうですが、まぁ確かにあった方がいいかなーという感じ。
加速が鋭いので、路面状態によって、たまにトラコンが発動します。
XMAXのブレーキは、じわ~と効いてくる感じですので、ほとんど出番はないですね。
個人的にトラコンよりもパーキングブレーキを純正で対応してほしかったです。

09ハンドルとウインドシールドの位置を調整可能

ライダーの体型にフィットするライディングポジションを設定することが可能です。ハンドルポジションは、ハンドルホルダーと取り付けボルトの位置を変更することで、後方に約20mm移動することができます。また、ウインドシールドの高さは、取り付けボルトの位置を変更することで、上方に約50mm移動可能です。

位置調整可能な仕様は、素晴らしい。
購入時の決断基準の一つにもなる。XMAXは大きな車格のわりに大型スクーターに比べると若干狭さがあります。
2cmの前後移動は大きい。
あとライバル車フォルツァにあって、XMAXないもの、、
そう電動スクリーンです。
ここは減点ポイントっす。

COMFORT and UTILITY
快適性と使いやすさへの徹底したこだわり。

さぁメインです。快適性能は高め、シート下トランクも大変使いやすいです。
ここを最後に持ってくるとはさすがです。

10DCジャック内蔵のフロントトランク※

手袋などの小物を収納できるフロントトランクを左右に設置。左側は便利な12VのDCジャックを備えたロック付きで、ケーブルを通すスリットを備えています。右側はワンプッシュ式です。


フロントトランクはかなり重宝してます。
DCジャックも使ってますが、いい位置にありますね。
ちなみに左側には、ETCカードの本体が入っており、ほぼそれで埋まります。
右側は、スマホ3台入るスペースぐらいありますが、フォルツァより狭いかも。。
写真みてみると分かると思うのですが、もう少しスペース確保できたようにもみえます。

11夜間でも便利なスマートキーシステム※1

スマートキーを持っていることにより、キーを取り出すことなく車両のメインスイッチを押して回すだけで電源ONとなり、ハンドルロックが解除されます。また、スマートキー通信エリア内※2では、ステアリング、シート下トランク、フロントトランク(左)、フューエルリッドのロック解除がメインスイッチで可能。スマートキーボタンの短押しで“ピピッ”と音によるアンサーバック機能、長押しでスマートキーの電源ON/OFFが可能です。

スマートキーシステムは、超便利。
次に乗るバイクもスマートキー対応は必須項目かと。
車みたく、物理キーは付いてないので、小型で軽いです。
2021年のマイナーチェンジで、スマートキー本体が質感アップしているので、満足度も高めですね。
ちなみに電池持ちは電源入れっぱなしで、だいたい週一回乗る頻度で2年に一回ぐらいですかね。
電池が無くなってくるとマルチファンクションディスプレイから教えてくれます。

12容量約45リットルのシート下トランク

シート下トランクには、ヘルメット※ 2個、またはヘルメット1個+A4サイズビジネス鞄を収納できます。滑らかに開閉できるダンパー付。夜間に便利なLED照明も装備しています。

走るトランク!
幅や深さ、形状はとても使いやすいです。
ヘルメットも二個入るそうですが、ビーコム付きのフルフェイスヘルメットは、微妙かもしれません。
後部座席下なら入りました。
運転席側は、ビーコムのぜっぱりと干渉して、入らず…
ダンパー開閉も使い勝手良いのですが、たまに反応しない時がありますね。
キー下のボタンを押しても反応するものの、開かないという感じです。
LED照明は、真っ暗の時は役に立ちますが、、暗い。
見えそうで、見えない時もありますね。
カメラバッグ(13インチPCが入る2気室タイプ)とヘルメットがそのまま入るので、かなり重宝してます。

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