最初に言っておきますが、、
ヤマハXMAXは、かなり完成度が高く、よくここまで仕上げてきたなと思います。偉そうにすみません。
ビッグスクーターならぬ走行性能、ミドルクラスなのにデザインや装備面も先進的で、250ccとは思えない走りを体験できます。
燃費(WMTCモード値:33.8km)が良い上、タンク容量も同クラスより大きく、それでいてバカ広さは無いがトランク性能としてそこそこの容量と物の出し入れも容易な作りになっているところがとても良いと思います。
しかも新車の価格は、なんと65万円程。車検がなく、消耗品のコストを考えてもトータルバランスとして秀逸のバイクでしょう。
では、本題に入ります。
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ざんねんなポイントその1
ブレーキ性能
過去に試乗やレンタルで3台以上のXMAXに乗りました・・・が、どれも効きにくい印象でした。
さらにタンデム走行でも、とても止まりにくいというか、ブレーキの効き悪い感じでした。
ブレーキパッドやディスクは、使い慣らせばちょっとは改善されるのでしょうが、フロント側はダブルディスクブレーキが良いのでは?と思ってしまいます。
ざんねんなポイントその2
パーキングブレーキが無いこと
またもブレーキの話ですが、パーキングブレーキは欲しいです。。
信号や踏切の停車時やツーリング先の駐車時にパーキングがあると超便利だなーと何度思ったことか。
行った先々の駐車場や走行中の停車場所は、結構な頻度で傾斜だったりするので、かなり残念です。
ざんねんなポイントその3
風の巻き返し
純正ではわりと大きいフロントウィンドウが装備されてますが、スピードが80kmほどあたりから風の巻き返しが気になり始めます。 両サイドの腰上辺りを風が勢いよく入り込んでくるので、着ている服によっては結構なびくので気になりますね。 ただウインドウの位置は、デフォルト設定の一番下となるため、上まで上げれば少しは改善されるのかもしれません。
ざんねんなポイントその4
車体のでかさと高さ
これは半分いちゃもんをつけるような内容ですが、やはり気にはなりますね。
兄貴分のTMAXと同じ車格・・・、というかXMAXの方が大きい。
海外の女性たちにはわりと人気みたいですが、250ccのビッグスタイプでは、大きくて車高もシート高も結構ある方だと思います。
サイズは、駐車場時に結構気を使います。また、マンションやアパートの駐車スペースでは、サイズに収まらるか注意が必要。
大きさの割に車体が軽いので、そこそこ不安を軽減してくれてます。
軽さは本当に正義ですね。
ざんねんなポイントその5
洗車時、フロントボックス/リアボックス内に意外と水滴が入るところ
厳密に言うと気をつけていれば入らないと思いますが、普通に気にせず、洗車とか雨水は中に侵入している時はありました。
とはいえ、前に乗っていたホンダCB400SFⅢの時もシート下のボック内は、結構水が侵入していたので、、
パソコンやカメラといった機械は、気を遣った方が良さそうです。
ざんねんなポイントその6
マットブルーが全然青くない
他のTMAXやトレーサーのマットブルーに比べて、暗いのか青さが控えめな感じ…。
購入当時は、サイトやパンフレットと差があるぐらい、違いが分かる青さなので、青好きのみなさんはぜひ実車を確認するように!
と思います。
ただし、
最近気づいたのですが、2020年モデルのブルー(マットダークパープリッシュブルーメタリック5)は、かなり青さが増しているようでした。
青さの比較
個人的見解も含まれていますがこんなところですかね。。
何度も言いますが、買って正解でした!
このグレードで、この価格帯でよくうまくまとめられたなぁ!!という一台です。
あとやはりこのデザインが好きです。
以上、XMAXの気になるところでした。