今回は、XMAXではなく、電気自動車のレビューとなります。
神奈川県の横浜都心臨海部にあるトヨタ販売店とトヨタレンタリース系列が展開する超小型EVモビリティC+pod(シーポッド)の試乗したので、そのレビューになります。
EVの試乗は、これで2台目です。
サービス面と車両面の内容と、個人的に気になったことを書いていきます。
C+pod(シーポッド)ヨコハマのサービスはこちら
C+podヨコハマ – 神奈川県オールトヨタ販売店
(https://toyota-kami7.jp/cpod/)
概要
このレンタルカーサービスは、横浜の「市営交通100周年」を迎える横浜市交通局とコラボレーションしたプロジェクトで、EV車両は、合計4台あるそうです。
C+pod(シーポッド)のデザインコンセプトは、桜木町駅を起点に明治期以降の近代建築や港などに代表される『古き良きヨコハマ』を巡る観光スポット周遊バスをモチーフに、路面電車をイメージしたレトロ調のあかいバスとコラボしたフルラッピングモデルとなっており、赤レンガ倉庫といった周遊を楽しめるサービス。
ショートタイムレンタルサービス
利用料金
1時間まで | 800円 |
2時間まで | 1,600円 |
3時間まで | 2,400円 |
4時間まで | 3,200円 |
5時間まで | 4,000円 |
6〜12時間まで | 4,800円 |
2021/8時点の情報。
すべて、税込み価格。また、支払いは、クレジットカードのみでした。
燃料代(充電)込。
また、気にする点として、営業時間と充電時間に注意が必要です。
店舗の営業時間が、基本的に8:00~20:00(横浜ランドマークタワー店は19:00迄)となるため、最大限借りるには、営業開始から営業終了時間まで借りる必要があります。
また、後述しますが、最大走行可能距離は150kmとなっていますが、冷暖房等を使ったりすると、1/3(50〜60km)まで落ちます。
下手すると、半分以上の時間は、充電に充てることになるかと思います。
あと借りる際に任意に加入できるNOCがあります。
そのため、1回で掛かる料金の最大は、5,130円になります。
NOC(ノン・オペレーション・チャージ)無料プラン | 330円 |
レンタカー貸し出し可能店舗
・トヨタレンタリース神奈川 東白楽駅前店
・トヨタレンタリース横浜 東神奈川駅前店
・トヨタレンタリース横浜 横浜駅西口店
・トヨタレンタリース神奈川 横浜みなとみらい店
・トヨタレンタリース横浜 横浜ランドマークタワー店
・トヨタレンタリース横浜 関内店
・トヨタレンタリース横浜 元町石川町店
駅から近いレンタカーもあるので、電車で借りに行き、横浜都心臨海部をドライブする使い方も良いと思いました。
利用方法
至って簡単でした。私の場合、借りたい販売店へ事前に電話予約。
当日、販売店へ行き、前払いの精算と軽く説明を受けます。
レンタカーを借りる前の工程と同じです。
ただし、ショートタイムのレンタルサービス自体は、特に不明点や不満なところはなかったのですが、車両についての説明がかなり簡易的でした。
そのため、普段車に慣れていない方は、C+pod(シーポッド)の動画をいくつか見ておくことをおすすめします。
もはや家電というか、ガジェットに近いので、若干操作に迷いました。
マルチモーダルアプリ「my route」
マルチモーダルモビリティサービス『my route(マイルート)』
https://www.myroute.fun/
結論から言うと、私は謎のエラーで使えなかったため、詳しい内容は省きますが、このアプリからも一部できることがあるそうです。
予約サービスの利用可能店舗の確認や予約先番号の確認。
予約の申込みは、電話で行う必要がありますが、その予約内容をアプリからも確認できるようになるということですかね。。
予約時の情報とアプリの情報を紐付ける情報はなかったと思いましたが…。
将来的にアプリからも予約できるように対応してほしいと思いました。
EV車両
小さくてかわいいエコなモビリティガジェット
かんたんに紹介すると、以下。
実際に運転してみて気づいた点。
乗り心地と走り心地
突出して良いというわけではないが、ラストワンマイルとしての移動手段として、これが正解だ!と感じました。
運転のしやすさや運転席に乗った感触は、まさしく車ですね。
ゴーカートと電気自動車の間とも表現されている方もいますが、目立つ不便さや不満は特に無かったです。
気になるところとして、最高速度が60キロしか出せない点ですが、よほど早い流れがあるような道(幹線道路や国道等)でなければ、普通に走れました。
そもそも遠出は想定していない仕様なので、これで十分だと思いました。
(逆にこれで、高速乗れたり、航続距離がもっとあっても困ると思います)
室内は、若干狭いですが、大人二人でも余裕です。
あとリアにそこそこ荷物が入るスペースがあるので、お買い物や習い事など、普通車を出すまでではないが、ちょっとの距離を移動したい場合は、最適な移動手段だと思いました。
なにより車体が小さく、小回りが利く点は、横浜の細くて、障害物が多い道でもスイスイ走れるところは、めちゃくちゃグッド。
加速のフィーリングとEV独特の音が気になったので、YouTubeにあげておきます。
まとめ
セカンドカーとして一台、マンションの住民が使えるカーシェアリングとして一台、、といった用途で、すごく欲しい一台でした。
災害時にも外部用電源(1500wの電源として使える)としても活用できるそうなので、防災グッズとしてもおすすめですね。
一般販売は、2022年を予定しているそうです。
価格は、165万円から。ちょっと気軽に買える価格帯ではないですが、夢の詰まったEVでした。