XMAXのマルチファンクションディスプレイ採用メーターパネルについて

どもー、usiです。 横文字が半端ないタイトルですが、XMAXのメーターについてのお話になります。 ここ数年でメーターは情報量が増えて、操作も複雑で多機能になりましたね。 XMAXの前に乗っていたCB400sfと比べると、3倍以上の情報量ですかね・・・ あまり詳しく知らないで、乗っているライダーもいるかと思いましたので、記事にしました。
まずは、XMAXのホームページから引用すると。。
大型LCDを採用した先進的なマルチファンクションディスプレイを中央に配し、オーナーのマインドを刺激します。左がスピードメーター、右がタコメーター。マルチファンクションディスプレイは燃料計、水温計、時計に加え、右ハンドルスイッチで次の項目の情報切替が可能です。[オド・トリップ・タイムトリップメーター、気温、バッテリー電圧、TCS(トラクション・コントロール・システム)、平均・瞬間燃費、平均車速など]

ふむふむ… は?( ゚д゚)! そもそもマルチファンクションって何よ?って感じですが、 とりあえず、ググりました。

部品の1種。押下することにより複数の機能を連続で実行するボタン。

だそうです。 つまり、 一つのボタンで、複数の情報の表示を切り替えられるディスプレイ ってことですかね。 まず左にスピードメーター、中央に様々な情報を表示するメインディスプレイがあり、右にタコメーターの二眼の大型メーターになってます。 中央のメインディスプレイは、左サイドは燃料計、右サイドは水温計。 上から様々な情報ディスプレイ(INFO)、時計、各トリップ系(TRIP)の情報を表示します。

では、どのような情報を表示できるか、以下にまとめました。 なんと20個以上の情報をあのディスプレイに表示しているそうです。 ただこの中には、方向指示器やハイビーム、スマートキーシステム等は含まれていないですが。。

MFDメーターに表示する情報

  • スピードメーター
  • タコメーター
  • 燃料計
  • 水温計
  • 時計(24時間表示)
  • オドメーター
  • トリップメーター
  • タイムトリップメーター
  • フューエルトリップメーター
  • エンジンオイルトリップメーター
  • Vベルトトリップメーター
  • 気温
  • バッテリー電圧
  • TCS(トラクション・コントロール・システム)
  • ABS(アンチ・ブレーキ・システム)
  • 平均燃費
  • 瞬間燃費
  • 平均車速
  • 警告メッセージ表示

ちなみに青文字は、常時確認可能な項目になります。 その他は、右のハンドルにある”TRIP/INFO”スイッチで切り替えて表示するか、ある状態になると表示されます。 この中で、いくつか気になる項目をピックアップして、詳しく書こうと思います。 一部は、取扱説明書に書いてある内容となります。

共通

燃料計、水温計…など、 電気回路に異常が発生すると対象のすべてのセグメントが点滅するそうです。 この場合は、ヤマハ販売店に点検してもらう必要があるそうです。

スピードメーター

160km/h(目盛は、170km/h)まで

タコメーター

10000r/min(目盛は、9000r/min)まで レッドゾーンは、8400r/min。アイドルは、私のマシンの場合、約1200r/min。

燃料計

フューエルタンクは、13L。残り2.4L以下になると、燃料計セグメント全体が点滅し、走行距離を表示し始めます。 だいたい1L=30kmは走るので、約72kmは走ることができる計算になりますね。

水温計

一番上のセグメントが点滅した場合、エンジンを止めて冷やす必要があるそうです。

トリップメーター

右ハンドルの”TRIP”スイッチで、表示を切り替えることができます。 Odo→Trip→Trip Time→Oil Trip→V-Belt Trip→odoの順に表示切替が可能です。 リセット方法は、”TRIP”スイッチを3秒押下します。 オドメーターは、最大値(999999km)を超えると最大値で固定表示される。 トリップメーターは、最大値(9999.9km)を超えるとリセットされる。 タイムトリップメーターは、メインスイッチがONの状態の合計時間を表示する。 最長は、99:59。超えるとリセットされる。

フューエルトリップメーター

ガソリンタンクの残りが2.4Lを切ると自動的に切り替わり表示されるフューエルトリップメーター。 リセット方法は、”TRIP”スイッチを3秒押下します。 給油後、約5km走行すると自動的に通常のトリップメーターに切り替わる。

Vベルトトリップメーター

走行距離が20000kmになるとVベルトの交換時期となり、”V-Belt”が点滅する。 リセット方法は、”TRIP”スイッチを3秒押下します。 Vベルトトリップメーターが点滅したら、さらに”TRIP”スイッチを15〜20秒間押下します。 その後、”TRIP”スイッチを離すと、VベルトトリップメーターとVベルト交換表示がリセットされる。

エンジンオイルトリップメーター

初回は、1000kmでオイル交換時期の”Oil”が表示される。 初回以降は、6000kmごとにオイル交換時期の”Oil”が表示される。 リセット方法は、”TRIP”スイッチを3秒押下します。 エンジンオイルトリップメーターが点滅したら、さらに”TRIP”スイッチを15〜20秒間押下します。 その後、”TRIP”スイッチを離すと、エンジンオイルトリップメーターとVベルト交換表示がリセットされる。

気温計

-10℃〜50℃の間を1℃刻みに表示します。 外気温が-4℃以下になると、情報ディスプレイに”路面凍結警告表示”が点滅します。 低速走行や信号、踏切等の一時停止時は、正しい温度が表示されない可能性があるそうです。

バッテリー電圧計

“—“が表示される場合は、ヤマハ販売店で点検を受ける必要があるそうです。

TCS(トラクション・コントロール・システム)

TCSの”ON”、”OFF”状態を表示される。 “TCS”のみ表示される場合は、ヤマハ販売店での点検が必要だそうです。 “ON”、”OFF”の切り替えは、”TCS”を表示させた状態で、”INFO”スイッチを3秒間押下します。

平均燃費 (Consumption(コンサンプション)/Average(アベレージ))

表示は、1Lあたりの燃料で走行した平均距離と100km走行するために使用した燃料の平均量の2種類がある。 リセット方法は、”INFO”スイッチを3秒間押下します。 リセット後、1km以上走行するまでは、”__._”と表示される。

瞬間燃費(Consumption(コンサンプション))

瞬間燃費として、10km/h以上で走行している場合の燃料1.0Lを使って走行可能な距離と100km走行するために必要な燃料の量を表示する。 スピードが10km/h以下の場合、”__._”と表示される。

平均車速

最後にリセットされてからの走行距離と総時間(メインスイッチがONの状態)から算出した”kmh”を表示する。 リセット方法は、”INFO”スイッチを3秒間押下します。

ABS(アンチ・ブレーキ・システム)

メインスイッチをONにするとABS警告灯が点灯し、10km/h以上走行すると消灯する。 点灯しない場合や消灯しない場合、走行中に点灯したままの場合は、ヤマハ販売点で点検が必要です。 一通りまとめてみましたが、想像以上の情報量ですね。 ミドルクラスのビッグスクーターとは思えない高機能かつ様々な情報をメーターに集約している感じがしました。 見やすくて操作しやすいので、ライダーには優しいバイクですが、販売員さんや年配メカニックには辛そうでした

スポンサーリンク
広告 336*280
広告 336*280

フォローする

スポンサーリンク
広告 336*280